タケシタヨウコスタイル
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私の仕事と里山資本主義
私は国東半島の海岸近くに住んでいる。

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最近は朝夕に愛犬との散歩はいつも海辺を往復する。
海面の肌はいつも表情豊かだ。
高校生の頃、友人と釣りに行った時に私は言った「海の皺(しわ)だ」と、海面の波の模様のことを。
友人が17歳の私のその言葉の表現の、新鮮な幼稚さに驚いてくれたことを思い出す。

私は幼い頃に島原半島の長崎半島と向かい合う、「橘湾」を囲む小さな観光資源もない田舎町に生まれ育った。
中学を卒業するまで15年間、海と山の恩恵をたっぷり受けながら育ったと思う。
だから私のカラダも精神も、海の神と山の神に監視されながら笑、守られながらつくられていると思っている。

私の仕事、
その資本のほとんどが、私自身であり、すなわちそれは「海と山」からの恩恵であると思っている。

その、「海と山」のあいだにある、人が住む場所が「里山」と言われていて、今、なくなりつつある現状と危機感、その重要性が注目され始めているようだ。

「里山資本主義」という。私はNHKのこのシリーズは見逃したけれど、今まさにこの事が光っている。
希望峰ともいえるのではないだろうか。この記事をぜひ読んでいただきたい。

http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html

東京から国東半島へ移り住んで12年。今まさにこのことの重要性はもちろん、私自身のクリエィティビティを刺激して駆り立てる。

私の仕事の次の大きなテーマであり目標のひとつは、里山とリンクしてコラボレーションするということ。
すでにこのテーマのワクワク感とともに、強烈なアイディアと、鮮明な映像が思い浮かぶ。

これまでも、別府という街に身を置いたときに湧き出たイメージの鮮烈さを思い出す。すぐに動きだし、2010年の夏に「別府路地裏ファッションウォーク」を企画し開催したのは、思い立ってたった3ヶ月だった。

次は生活の場所である「国東半島」の里山を舞台に、何かしらやらかしたい、、という事だけを今、宣言します。
今度は少しだけ時間をかけます。

私は次に、「人が纏う」ことをからめて表現する仕事では、人(ヒト、個人)に迫るところまで行きたいと思っている。
ファッションではない。ひとり独りの人生を絡めたい。掘り起こし浮き彫りにしたい。

私の仕事と、それに付き合ってくれる人と、表現として参加してくれる人と、そして舞台となる場所と。
その絡み合いでどんな表現が生まれるか。

何を感じてもらえるか。

それに挑戦してみたいと思うのです。

最後に、あけましておめでとうございます。
竹下洋子は、2014年から新たに始めたい事がいくつかあります。

はやる気持ちを抑えながらも暖めて、じっくりゆっくり加速し続けます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!